科学哲学・科学思想史演習

投稿者: junotk

2015年後期 | L050 | 学部シラバス

授業テーマ

知識とは、合理性とは、実在とは何か。今日、こうした古くからの哲学的問題を考えるにあたり、科学を無視することはできない。なんとなれば現代においては科学こそ知識や合理性を体現し、また世界の実相を明らかにするものと考えられているからである。しかしそれは本当だろうか。また本当だとしたら、何が科学を特権的なものたらしめているのだろうか。科学の本性を探る科学哲学は、20世紀以降の英米系哲学の発展に大きな影響を与えてきた。本演習は、科学哲学における代表的な論文を読み進めることで、科学哲学への理解を深め、その哲学的含意を探ることを目的とする。

各受講者には、関心のある科学哲学の論文を数点選び、それについて分析・調査・発表してもらう。扱う論文のリストは初回授業時に配布するが、受講者の希望があればそれ以外のものも考慮する。

基本情報

  • 授業:火1 @ 人文学研究科B133 A422
  • オフィスアワー:木 2:30-3:30 @ A423. それ以外は要アポイントメント
  • 教員:大塚淳 (x@lit.kobe-u.ac.jp, ただし x=jotsuka)

教科書

  • J. A. Cover and M. Curd, Philosophy of Science: The Central Issues

成績評価

  • 発表(70%)
  • ディスカッションへの参加(30%)

スケジュール

  • 10/6 導入
  • 10/13 Popper
  • 10/20 Kuhn, Lakatos
  • 10/27 Scientific Objectivity (SEP article, Chap 1-3)
  • 11/10 Scientific Objectivity 続き
  • 11/17 Scientific Objectivity (Sec 3.3-4.1)
  • 11/24 Hempel, Two Basic Types of Scientific Explanation
  • 12/1 Scientific Explanation (SEP article, Sec 2.4-2.6 4.1-4.4 )
  • 12/8 Scientific Explanation続き (Sec 4.1-4.2, 5.1-5.2)
  • 12/15 Wright, Explanation and teleology
  • 12/22 機能と目的論
  • 1/12 Cover & Curd, 878-889
  • 1/19 Dretske, Laws of Nature
  • 1/26 Cartwright, Do the laws of physics state the facts?
  • 2/2
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